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Author:tamutomo
娘(2007年生まれ)・息子(2010年生まれ)の2児の母です。息子は太ももに絞扼輪(くびれ)、膝関節以下形成不全で生まれました。8ヵ月の時に絞扼輪(前半分)の形成手術、11ヵ月の時に絞扼輪(後半分)の形成手術・膝関節離断手術を受け、大腿義足ユーザーになりました。

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プール用義足1足目(3歳6ヵ月)

遅くなりましたが、プール用義足のご紹介です。

プール義足1足目3

左がプール用義足、右が日常用義足。プール用と言っても、泳げるように工夫されている訳ではなく、強度的に強くしている訳でもなく、完全防水という訳でもなく、ただ金属をなるべく少なく作ったという感じです。構造としては、日常用義足は長さ調節がし易いように脛の所に金属の芯?パイプ?が入っている(骨格構造)のに対して、プール用にはそれがなく、ソケットから足首まで樹脂で作られていて(殻構造)、その先に足部がネジ留めされています。足首と足部の間にコネクタという部品を入れれば長さも長くできるので、幼稚園の夏季プールが終わった後も、習い事のプール等で使えたり、日常義足のスペア義足としても使えると思います。けどコネクタは5mmとか、1cmとかの小さな部品なので、あんまり沢山入れすぎると回転してしまったりと強度的に問題がある為、4~5cm長くするのが限界との事でした。まぁでも、4~5cm足が長くなる頃には、新しい義足を作るタイミングになっていると思うので、その程度で充分かなと思います。重さは、殻構造のプール義足の方が、少し軽いです。

下は脛以下のアップ写真。

プール義足1足目4

日常用義足にはリアルソックスを被せていますが、園庭の砂利で破れてしまう恐れがあるので、プール用義足にはリアルソックスは使いませんでした。なので、プール義足の足首部分(足部との繋ぎ目)は透明のビニールテープを巻いて防水しています。

足の裏はこんな感じ。

プール義足1足目2

プール義足1足目1

足裏のネジ穴に入れてあるスポンジを取ると露骨にネジがありますね。このスポンジは、濡れても入れっぱなしで自然乾燥で良いとの事。多分、スポンジを入れていてもネジまで水は浸入していると思われますが、その程度の水濡れは多分大丈夫との事でした。幼稚園で10回以上プールに入りましたが、今の所、ネジは錆びていません。

このプール用義足は、普通に日常用としても使えるので、息子の使い方としては、プールがある日(7月から毎日)は朝からこの義足をつけて登園し、いつも通り幼稚園で体操やら外遊びやらをやって、プールに入った後、着替える時に、担任の先生にビショビショのプール義足を日常用義足に取り替えて頂くという感じでした。

義足の付け替えは、毎回私が補助に行く覚悟でしたが、担任の先生自ら引き受けて下さり、本当に本当に感謝です。担任の先生に付け外し方法を実演を交えてご案内する際に、一つだけお願いした事は、他の子供達の保育に差し支えなければ、義足の付け替えを別室ではなく、同じクラス内で行って欲しいという事でした。もちろん、他の子供達が自分の着替えそっちのけで覗きに来てしまって皆の着替えが遅れて保育の邪魔になったり、大騒ぎになったりという事であれば別室で良いとご連絡したのですが、小学校では限られた時間の中で移動も着替えも義足の付け替えも自分でしなければならなくて、コソコソ人目を気にしながらやっていたら遅れてしまって本人が余計に辛くなるだろうし、それ以前に息子の義足付け替えの為の別室なんて用意されていない可能性もあるので、息子には義足の付け外しに関して、別室で周りに見られないようにするのが当たり前と思って欲しくないというか・・、人前で義足を取る事に抵抗を覚えて欲しくないというか・・、変に隠す事なく、ありのままを出せる子になって欲しい・・という思いがあったので、なるべく同室でとお願いしたのでした。そうは言っても、義足を取るのが恥ずかしいと思う年頃も、きっとあるんだと思いますけどね。その時はその時で気持ちに寄り添って、力になってあげようと思いますが、とりあえず何の免疫も抵抗もない今の息子にとっては、義足の付け替えは洋服の着替えと同じ感覚というスタイルが良いのかなと思いました。

そんな感じで、3週間弱、プール用義足を使い続けた使用感ですが、プール用義足としては申し分ない、スペア義足としても問題ない、けどメイン義足にするには物足りないという感じです。何故かというと、

プール義足1(樹脂傷2) プール義足1(樹脂傷1)

上の写真で分かるかしら。。脛の樹脂の部分が傷だらけになってしまうのです。3週間弱の使用でこの傷ですから、1年も使ったら相当ボロボロになりそうですね。何がどう当たって傷になってしまうのか分からないのですが、左の写真は脛の後ろ側で、猫に引っ掻かれたみたいな細かい傷。右の写真は脛の内側で、2箇所結構ゴッソリえぐれています。

それと足部も。

プール義足1(磨り減り1)

プール義足1(磨り減り3)

足部の磨り減りは、恐らく幼稚園の裸足保育によるダメージかと思われますが、使い始め初日から足裏のつま先部分に気泡みたいな穴が出現して、「あれ、こんな穴あったっけ??」と思っている内に、どんどん磨り減っていったという感じです。足部表面が磨り減ると何故か気泡が出現するみたいですね。初日から気泡なんて、足部の材質、意外と弱いですね、、リアルソックス履かせていた方がまだマシかも!?

あとは、何かの拍子に脛がどこかにぶつかって「ッコーン」と打撲音を出すので、頭を打ったのかと周りの皆がびっくりする。

殆ど樹脂で作られていて硬い部分が多いので、お友達を怪我させる可能性が高くなりそう。

樹脂の脛が太いので、見た目的に健足とアンバランス(義肢装具士さんにお願いすれば細く作れるかも!?)。

この位でしょうか。いずれにしても、プール義足やスペア義足として使用するのであれば問題ないので、満足しています。

補足ですが、今回、日常義足とプール義足の作成時期がたまたま重なったのですが、義足作成費用の自己負担額(上限の37,200円)は、1足につき請求されるものではなく、1ヵ月間の上限額なので、今回2足作ったにも関わらず37,200円だけの負担で済みました。最初それを知らなくて、今月は37,200円×2足分の出費か・・と覚悟していたので、なんか得した気分になりました。日常義足とプール義足の作成タイミングをうまく合わせられると助かりますね。なかなかそう上手くはいかないかな。。。



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